クラブツーリズム、特別保護地域の知床岬に特別上陸するツアー実施

クラブツーリズムは、北海道・知床の世界自然遺産登録10周年を記念して、特別企画「まだ見ぬ知床半島に上陸　知床岬赤岩地区の歴史と文化に触れる旅」を発売すると発表した。

知床半島の先端部である知床岬は、陸路では険しい山を越えないと到達できない秘境で、環境保護の観点から一般観光やレクレーション目的の動力船による上陸は認められていない特別保護地域だ。同社は、これまで観光船で海からしか見ることできなかった知床岬に特別上陸するツアーを旅行業界で初めて企画した。

ツアーでは、知床岬で有名な昆布漁の様子や、最古の「番屋」を見ることができる。番屋は、漁場に夏の間だけ寝泊りする小屋で、赤岩地区の番屋は船でしか行くことができない場所にある。

そのほか、北の名勝として名高い知床五湖のひとつ、知床一湖では湖畔までの道中知床連山を一望でき、大自然の景観を楽しめる。また7月出発のコースでは100メートルの断崖から落ちるフレペの滝、8月出発のコースでは秘湯のカムイワッカ湯の滝への案内もある。

日程は2泊3日で、出発日は2015年7月20・24日、8月2・5日。価格は一人、2～5名1室で13万5,000円～16万5,000円。