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パラリンピック陸上男子1500m、4位までがリオ五輪優勝タイム上回る

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パラリンピック陸上男子1500m、4位までがリオ五輪優勝タイム上回る
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現在行われているリオデジャネイロ・パラリンピックで、とんでもない事が起こった。パラ陸上男子1500mで4位までがリオ五輪優勝タイムを上回ったのだ。


11日に行われたリオデジャネイロ・パラリンピックの陸上男子1500メートルT13(視覚障害のクラス)では、アルジェリアの双子ランナーであるアブデラティフ・バカ選手がパラリンピック新記録で優勝。

また、双子の弟で4位入賞を果たしたフォーダ・バカ選手までの4人が、リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得したマシュー・セントロウィッツ選手(米国)を上回るタイムを記録した。


22歳のアブデラティフ選手は、パラリンピック記録となる3分48秒29で優勝。一方、セントロウィッツ選手のタイムは3分50秒00だった。アブデラティフ選手は快挙達成の秘訣について聞かれると、「練習です」と話していたという。

今回の結果は、パラリンピックの今後に関する議論をさらに白熱させる可能性があるとされている。近年、五輪とパラリンピックでトップ選手の実力差は徐々に縮まっており、パラリンピアンはすでに五輪の扉をたたいているとの声が強まっている。そして、今回の結果。しかも、1選手ならず4選手だ。門戸開放へ向けてこれは重大な結果になるのでは?との声も挙がっている。

しかし、1500メートルは戦略が重要な種目とされ、スピードだけではなく、集団での駆け引きが勝負のカギを握る種目。今回のリオ五輪では、これまでにないほどの戦略重視のレースが展開されたことが要因で、セントロウィッツ選手の自己ベストが3分30秒40であるにも関わらず、今回のような結果(五輪でもめったに見ないレベルの遅さ)になったとも言われている。



さまざまな議論は今後もなされるだろう。いずれにせよ、今回の結果は世界中の多くの人に、大いなる勇気と希望を与えてくれたはずだ。

動画はこちら。

記事提供:FUNDO

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