イングランド代表のサウスゲート監督、ルーニー中心から緩やかな移行を示唆 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

イングランド代表のサウスゲート監督、ルーニー中心から緩やかな移行を示唆

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サッカーイングランド代表のウェイン・ルーニー 参考画像(2016年10月11日)
サッカーイングランド代表のウェイン・ルーニー 参考画像(2016年10月11日) 全 2 枚 拡大写真
イングランド・サッカー協会(FA)は11月30日、ガレス・サウスゲート暫定監督を正式な代表監督に就任させ、同氏の下でFIFAワールドカップ予選を戦うと決めた。契約期間は4年。

サム・アラダイス前監督が不祥事によりチームを去り、急遽立て直しを任されたサウスゲート監督。後任監督選びが難航するなか、暫定監督として4試合戦い負けなしの実績が評価された。

監督人事が決着して大きな問題がひとつ片付いたイングランド代表。メディアやファンの次なる関心事は、不調が続くFWウェイン・ルーニーを今後も代表の中心に据え続けるかだ。

会見でサウスゲート監督はルーニーについて、「彼はイングランドのキャプテンだ。暫定監督になったときも最初に言ったと思う。だが、これまで戦った4試合中2試合しか、彼を先発に起用しなかったのも事実だ」とコメント。急激な変化は否定するが、一方で次のリーダーを育てる時期だとの見解を示した。

「もちろんウェインが全試合プレーするとは限らない。今後の数ヶ月でグループ内により多くのリーダーを育てることが大事だと思う。成功するためにはリーダーを育て、チームの反発力を成長させる必要がある。それが重要な部分のひとつだ。ほかの選手たちにも異なる形でチームを引っ張る機会を与えるべきだ。ウェインはこれまでイングランドで重要な役割を果たしてきた。今後も同じようにやれるはずだが、ほかの者たちも育てる必要がある」

《岩藤健》

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