フェデラーが全豪で7年ぶりの決勝進出、ワウリンカとの激闘を制す | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

フェデラーが全豪で7年ぶりの決勝進出、ワウリンカとの激闘を制す

スポーツ 短信
ロジャー・フェデラ対スタン・ワウリンカ(2017年1月26日)
ロジャー・フェデラ対スタン・ワウリンカ(2017年1月26日) 全 1 枚 拡大写真
全豪オープンテニスで1月26日に男子シングルス準決勝が行われ、第17シードのロジャー・フェデラーが第4シードのスタン・ワウリンカに7-5、6-3、1-6、4-6、6-3で勝利した。

第1セットのフェデラーはファーストサーブが入らず、苦しみながらのキープが続く。ブレークチャンスはワウリンカのほうに多かった。だが、セット終盤にワウリンカのミスからチャンスを得ると、ワンチャンスをものにしてセット先取。

第2セットでは前後の揺さぶりでワウリンカの強打を封じる。フェデラーが2セットを連取した。

このまま試合はすんなり終わるかとも思われたが、2セットダウンからメディカルタイムアウトを取ったワウリンカが、再開後に猛反撃を開始。2セット連取して2-2まで追いついた。

調子を上げてきたワウリンカに対し、第3セットから動きが悪くなったフェデラー。第4セット終了後にメディカルタイムアウトを要求して、試合を仕切り直した。

全豪7年ぶりの決勝進出に向け、最終セットにフェデラーは再びギアを入れ直す。第6ゲームで40-15のブレークポイントを握ると、ワウリンカがダブルフォルトしてブレーク。自身のサービスゲームをキープして勝利した。

理由は不明だが試合途中に自分のプレーが落ち、ベースラインでワウリンカに主導権を握られたとフェデラーは振り返る。

「第5セットではもう一度エネルギーを取り戻さなければならなかった。激しく、もっとアグレッシブに、早いタイミングでボールを打つ。自分を信じて良いサーブを打ち込み、早い段階からタフな展開にしないことを心がけた。結局はそうなってしまったんだけどね」


全豪オープンでは優勝した2010年以来の決勝進出となったフェデラー。完全復活の予感にファンからは、「フルセットまでやるとは思わなかったけど、やっぱりレジェンド健在だ」「決勝はフェデラーの全豪通算100試合目だ」「強いフェデラーが帰ってきたのホント嬉しい」「あの厳しいドローを勝ち抜いて第17シードから決勝までたどり着くフェデラー神」「今日の調子だと仮に決勝の相手がディミトロフなら分が悪い。調子を上げてくること期待」などの声が寄せられている。

《岩藤健》

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