東横インがドイツに初出店。今秋にはスポーツ首都のマルセイユにも | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

東横インがドイツに初出店。今秋にはスポーツ首都のマルセイユにも

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3月14日にオープンしたドイツ・フランクフルト中央駅前店のシングルルーム
3月14日にオープンしたドイツ・フランクフルト中央駅前店のシングルルーム 全 5 枚 拡大写真
総客室数5万室を有する日本最大級のホテルチェーン、東横インが3月14日に欧州初の出店となるドイツ・フランクフルト中央駅前を開業させた。

地上8階建て、客室数は400。フランクフルト中央駅から徒歩約1分という立地条件。料金はシングルで59ユーロ(約7500円)から。清潔・安心・値ごろ感という同ホテルチェーンの特徴をそのまま持ち込み、「海外でもおもてなしの心で接客し、日本同様の高品質を提供したい」という。

また、海外でも女性の感性を生かしたホテル経営を行い、地元の雇用創出や再就職支援のため支配人をはじめホテルスタッフはすべて現地で採用する。

フランスのマルセイユにも今秋に開業する。豪華なリゾートホテルだけでなくリーズナブルなエコノミーホテルの開業をフランス政府が支援し、フランスのイビスホテル、米国のホリデーイン、そして日本のビジネスホテルチェーンである東横インが出店する運びとなった。フランスでの1号店はマルセイユの新ビジネス街、ユーロメディテラネ地区にあるサンシャルル駅近くに開業する。

フランスのマルセイユは2017年の欧州スポーツ首都に指定されている。フィギュアスケート、ボクシング、スケート、柔道の世界大会、ウインドサーフィンのメッドカップ、伝統ある男子プロテニスツアー、競技ダンス・オープンインターナショナル、ラグビーのフランスリーグ「トップ14」の準決勝などの日程がめじろ押し。

7月22日にはツール・ド・フランス最終日前日として、マルセイユの中心部に20kmのコースを設営し、個人総合優勝を確実にする個人タイムトライアルが行われる。スタートとゴールはサッカー競技場のオランジュ・ベロドロームで一般に無料開放されるという。

ツール・ド・フランスの現場で、「フランスになんで東横インがないんだろう」と日本の取材仲間に待望論が展開したことがある。その理由はこのホテルが宿泊特化型だからだ。1日200km超の移動をこなしながら毎日の業務をこなし、疲れをいやすためにホテルへ。そんなときには豪華なアメニティや過剰なサービスは必要ではなく、清潔・安心・値ごろ感があればいい。

フランクフルト店のロビー階には無料で利用できるビジネスカウンターにパソコンとカラープリンターが置かれる。Wi-Fi無料とコインランドリー、ビュフェスタイルの朝食がツール・ド・フランス取材者にはうれしい限りだ。

《山口和幸》

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