手負いの稀勢の里が逆転優勝、本割と優勝決定戦で連勝 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

手負いの稀勢の里が逆転優勝、本割と優勝決定戦で連勝

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大相撲春場所・千秋楽が3月26日に行われ、本割と優勝決定戦で照ノ富士を連破した稀勢の里が2場所連続2度目の優勝を果たしている。

新横綱として臨んだ今場所。初日から堂々たる相撲を見せてきた稀勢の里だったが13日目にアクシデントが起こる。日馬富士に寄り倒しで敗れた際に左肩の付近を負傷。激痛に顔を歪め左肩を抑える姿に休場も予想された。しかし稀勢の里は強行出場する道を選ぶ。

14日目の土俵にも姿を現し鶴竜と相対した稀勢の里。だが得意の左が使えない状態で勝てるほど甘い相手ではなかった。連敗したことで照ノ富士に逆転され、優勝には千秋楽の直接対決で連勝するしかなくなる。

右手一本で天皇賜杯を引き寄せるため、稀勢の里はなりふり構わない相撲を見せる。本割では立ち会いで左に変化して突き落とし。13勝2敗で並び優勝決定戦に持ち込んだ。

決定戦では立ち会いで懐に入られるが、照ノ富士が前に出てくる勢いを利用して土俵際で小手投げ。大関を土俵の上に転がした。



表彰式では大粒の涙が止まらなかった稀勢の里。万感の思いがこもった男泣きに相撲ファンからも、「稀勢の里関おめでとう。肩お大事にしてください」「稀勢の里凄かった」「周到に作戦を練ってきた1戦目。真っ向勝負した2戦目。強い横綱だ」「稀勢の里関、おめでとう!男泣き、かっこいいよ!」などの声が寄せられている。

《岩藤健》

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