この試合前まで対デル=ポトロ4連敗だったワウリンカ。直近の対戦では今年7月のウィンブルドン2回戦で当たり、6-3、3-6、6-7、3-6で敗れていた。
試合は一進一退の攻防からワウリンカが第1セットを先取。第2セットは奪い返されるが、徐々にデル=ポトロのフォアハンドを読み始め優位に試合を進め出す。
デル=ポトロは連戦の疲労からか後半へ進むに従いミスが増え、勝負所でのダブルフォルトも響いて敗れた。
錦織対ワウリンカと決まった準決勝にテニスファンからは、「どちらが上がってきても厳しい相手だったけど、ワウリンカのほうがメンタル的には良さそう」「錦織にとってはデルポトロよりスタンのほうが戦いやすそう」「ワウリンカも好きだけど、錦織に勝ってほしい」「今の圭なら勝てる!」などの声が寄せられている。
錦織の対ワウリンカ成績は2勝3敗。一方デル=ポトロ相手には4戦全敗だった。やはり苦手意識があるのか準々決勝後の会見でも、「デル=ポトロとはやりたくない。でも、どっちも強い」と発言していた。