大統領選の結果に落胆…NBAウォリアーズのカーHCが嘆く「失望させられた」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

大統領選の結果に落胆…NBAウォリアーズのカーHCが嘆く「失望させられた」

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大統領選で争ったヒラリー・クリントン(左)とドナルド・トランプ(2016年8月14日)
大統領選で争ったヒラリー・クリントン(左)とドナルド・トランプ(2016年8月14日) 全 2 枚 拡大写真
NBAゴールデンステート・ウォリアーズのスティーブ・カー・ヘッドコーチ(HC)が、ドナルド・トランプ氏の勝利で終わった大統領選の結果に言及した。カーHCは数々の暴言で注目されたトランプ氏の勝利に、ひどく落胆した様子だった。

「大統領選挙には礼儀とリスペクト、品格というものがあるはずだ。だが、今回は窓の外に投げ捨てられてしまった」

スティーブ・カーHC 参考画像
(c) Getty Images

人種差別発言や女性蔑視で注目されたトランプ氏が支持を得ることは、最近のテレビ界やエンターテインメントの世界で起こっていることを考えれば、予想できたとカーHCは話す。

「おそらく我々はこの10年間で気づくべきだったのだろう。この国で何が人気を得ているのか見れば分かる。テレビでお互いに叫び合っていれば大金がもらえる。スポーツであろうと、政治やエンターテインメントであろうとね。その流れが政治に持ち込まれるのは時間の問題だったのだろう。だが突然、我々は現実に直面した。人種差別や女性蔑視、侮辱的な発言をする男が国のリーダーになるという現実にね。

私たちはすべての事の成り行きに不快な気持ちにさせられたし失望させられた。我々はもっとまっとうな人間だと思っていた。低俗なゴシップ番組は政治とは別物だと思っていた」

ヒラリー・クリントン陣営に誤算があったとすれば、トランプ氏に投票する有権者を『教養のない低所得者層』と決めつけてしまったことだろう。過激な物言いに影響されるのは、十分な教育を受けていないからだとする傲慢さがどこかにあった。それは多くのメディアや評論家も大差ない。

今回の選挙は『エスタブリッシュメント対不満を持つ貧困層』の図式で語られた。だが、選挙後に公表されたデータを見ると、実際には年収5万ドル(約530万円)以上の有権者、とりわけ白人男性の票がトランプ氏に入っている。最初から見立てや対立軸の設定がズレていた。

《岩藤健》

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