連覇を狙う吉本ひかる、今季ドライビングディスタンス“最下位”も抜群の技で初日「68」2位タイ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

連覇を狙う吉本ひかる、今季ドライビングディスタンス“最下位”も抜群の技で初日「68」2位タイ

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連覇を狙う吉本ひかる、今季ドライビングディスタンス“最下位”も抜群の技で初日「68」2位タイ
連覇を狙う吉本ひかる、今季ドライビングディスタンス“最下位”も抜群の技で初日「68」2位タイ 全 1 枚 拡大写真

女子ゴルフ「明治安田生命レディス」は7日、高知県の土佐カントリークラブ(6273ヤード、パー72)で第1ラウンドが行われた。

首位は終盤4連続バーディでスコアを伸ばした鈴木愛。3打差の2位タイには、ディフェンディングチャンピオンの吉本ひかるをはじめ、神谷そら、川﨑春花、藤田さいきの4名が並んでいる。

上位5名を見ると、過去に平均240ヤード以上のドライビングディスタンスを記録した鈴木、神谷、川﨑、藤田に対し、吉本だけは平均200~230ヤードと飛距離を武器にして戦う選手ではないことがわかる。

◆【実際の映像】吉本ひかる、グリーン上でナイスプレー!難しいパットを沈めてバーディ先行

■技で勝負する吉本

吉本のスタッツを見ると、ドライビングディスタンスが230ヤード以上を記録したのは2019年の一度のみ。今季はまだ2戦目ではあるが、ドライビングディスタンスは206.13ヤードの最下位。

飛ばない吉本だが、今日のラウンドは6バーディ、2ボギーの「68」。パワー任せにイーグル奪取といった派手なプレーはないが、精度の高いフェアウェイウッドやユーティリティ、グリーン周りのアプローチやパッティングで着実にスコアを伸ばしている。

ショット精度の高さや小技の上手さはスタッツからも見て取れ、昨年の吉本のスタッツを見ると、リカバリー率66.4212(11位)、3パット率1.7309(1位)、1ラウンド当たりの平均パット数28.6533(5位)と小技の上手さが光る。またティーショットが肝心なパー3の平均スコアは2.9849(16位)を記録しており、吉本のショット精度の高さを物語っている。

今季開幕戦となったダイキンオーキッドレディスでもショット精度の高さを見せた。吉本の開幕戦4日間のパー3の成績を見ると、16ホール中3バーディ、1ボギーで残りはパー。ショット精度の高さを見せた。またティーショットでグリーンを外しても得意のアプローチで崩れることは少なく、同大会の初日16番パー3ではチップインバーディを決めていた。

今大会もトータルパット数は25を記録。パーオンに失敗しても寄せワンでパーを拾い、崩れないプレーで初日から上位に名を連ねた。また最終18番では約4~5メートルほどのパットをしっかりと沈めてのバーディ。明日へ弾みをつける結果となった。

一時はドライバーが曲がって飛ばず、飛距離も190ヤードほどに落ちたこともあった。そこから復活し悲願のツアー初優勝を果たしたのが昨年の「明治安田生命レディス」。ディフェンディングチャンピオンとして迎えた初日は4アンダーと首位の鈴木とは3打差だが、まだまだ逆転は可能だ。

パワーではなく技で勝負する吉本。抜群のショット精度と小技を武器にツアー2勝目を狙う。

◆【実際の映像】吉本ひかる、グリーン上でナイスプレー!難しいパットを沈めてバーディ先行

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(G.Tsukamoto/SPREAD編集部)

《SPREAD》

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