ジャパンカップ、昨年2位のシンケビッツが初優勝 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ジャパンカップ、昨年2位のシンケビッツが初優勝

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10月24日、快晴に恵まれた宇都宮森林公園でジャパンカップが行われ、ドイツのパトリック・シンケビッツ(クイックステップ)がイタリアのダミアノ・クネゴ(サエコ)とのゴール勝負を制して優勝。
10月24日、快晴に恵まれた宇都宮森林公園でジャパンカップが行われ、ドイツのパトリック・シンケビッツ(クイックステップ)がイタリアのダミアノ・クネゴ(サエコ)とのゴール勝負を制して優勝。 全 1 枚 拡大写真
10月24日、快晴に恵まれた宇都宮森林公園でジャパンカップが行われ、ドイツのパトリック・シンケビッツ(クイックステップ)がイタリアのダミアノ・クネゴ(サエコ)とのゴール勝負を制して優勝。

2位に入ったクネゴは世界ランキング1位を確実にしてシーズンを終えた。レースは序盤から日本勢が積極的な走りを展開。しかしレース終盤までにすべて吸収され、優勝争いは外国勢の有力選手に絞り込まれた。残り1周でクネゴがアタックして独走したが、ゴール手前でシンケビッツに追いつかれ、ゴール勝負でシンケビッツが勝利した。

「クネゴには絶対に勝ちたいと思っていた。彼はジロ・デ・イタリアなどたくさんのレースに勝っているんだから、このレースはボクが勝ってもいいだろう」とシンケビッツ。「23日の地震は初体験。テレビで被害を見てびっくりしてしまい、前夜はあまり眠れなかった」とも語った。

敗れたクネゴだが、世界ランキング1位を確保して表情は明るかった。地震の怖さで前夜はほとんど眠れなかったという。「実は世界ランキングが来年から全く違うシステムになるんだ。だから今のランキングで最後の名前を残すことになって、とてもうれしい。もちろん勝ちたかったよ。シンケビッツとは小さいころから戦い続けているので、年をとってから今日の戦いを酒でも飲みながら話したいね。来年もジャパンカップに呼んでくれたら必ず来るよ。そしてツール・ド・フランスにも」

《編集部》

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