2006シクロクロス世界選手権に9名の日本代表選手が出場
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日本からはエリート2名、女子3名、U23に1名、ジュニア3名、総勢9名の選手が参戦する。
シクロクロス世界選手権の開催されるZeddam(オランダ)はアムステルダムから電車で1時間半ほどの場所に位置する。シクロクロスで世界を目指す多くの日本人選手は、オランダに拠点を置き、転戦して来た経緯があり、第2の故郷とも言える国だ。現地にサポートスタッフがいてくれるという点も心強い。
今回のコースは、最近のシクロクロスで主流となる高速レースが予想されている。
コースに含まれる、起伏、泥エリア、そして高速に耐えられるパワーがあること、集団になった際のドラフティング、駆け引き等、集団の中で走る技術を習得していること、世界の舞台で戦える強い精神力を持つこと、を条件に9名のメンバーが選考された。
連続出場で期待がかかる辻浦選手(全日本4連覇中)、MTBの全日本タイトルを持つ山本選手(U23)、竹内選手(ジュニア)に加え結婚、出産から復帰した荻島選手や、17歳の高校生トリオ、42歳の大ベテラン小坂選手とフレッシュな17歳から、円熟味のある42歳ベテランまで、幅広い層から選手団が結成され、例年類を見ないほど、見どころの多い大会となっている。
サイクルスタイルでは、現地の結果をいち早く掲載していきます。
日本代表選手団の活躍に期待しましょう!!
<シクロクロスとは>
シクロクロスとは、cycle → cycloから来ており、英語ではサイクロクロスと発音する。
オフシーズンのトレーニングも兼ねて始められたもので、秋~冬に主に開催される。
急坂、泥地、階段などの障害物が配された周回コースを時にはバイクを押し、時には担ぎ
ながら、サーキットを8~10周する過酷な競技。
泥や雪などの障害の為、1周するとバイクは泥だらけになるため、選手はピットスタッフ
から代車を受け取り次の周回を戦うことになる。その間ピットでは、スタッフが高圧洗浄機で掃除を行う。
選手は周回中に「ラップされる=トップの選手に追いつかれる(周回遅れになると)」と
失格となるシビアなルール。
ヨーロッパでの人気は高くて、ベルギーで開催されたワールドカップには、7万人もの観衆が駆けつけました。日本でも近年シクロクロスバイクの人気も急上昇している。
《編集部》
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