ツアー・オブ・ジャパンは10回記念大会
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緒戦の大阪ステージは、4月1日に政令指定都市となった堺市が舞台。「堺市政令指定都市移行記念事業」としてさまざまな行事が予定されている。15日は奈良ステージで、ここでもその前日にサイクリングイベントが行われる。開催2回目となる飯田市で行われる南信州ステージは17日開催。選手による自転車教室が開催される予定だ。
19日の富士山ステージは、熱心なファンが最も注目するヒルクライム・タイムトライアル。20日の伊豆ステージと21日の東京ステージでは市民参加レースも行われる。
競技としても今年は見どころが多い。初日の大阪と最終日の東京は平たんコースだが、それ以外の4ステージは山岳ルート。しかも最後の勝負どころである伊豆ステージはコースが変更されている。日本サイクルスポーツセンターを周回した後にアップダウンの連続する伊豆スカイラインを走り、難所の亀石峠にゴールする。
昨年も激しい戦いが繰り広げられたが、優勝争いはさらに混沌としている。いずれにしても、過酷な山岳を制した者が真の王者となるはずだ。
今年の大会には、海外からスキル・シマノを含む8チームが来日。総合優勝の最有力は昨年の2位、カザフスタンのアンドレイ・ミズロフ(カペック)だろう。自転車競技の最強国イタリアからはユニバーサルカフェ・CBインモビリアーレが参加する。
毎年若手の逸材を送り込んでくるサウスオーストラリアドットコム・AIS、シクロクロスの世界チャンピオンが所属しているベルギーのフィデアなど侮れない存在ばかり。
しかし日本勢8チームもひけをとるわけにはいかない。北京五輪を2年後にひかえ、五輪出場枠を確保するために日本の国別ランキングを高い位置にキープしておかなくてはならないからだ。
ミズロフに富士山で食らいついた狩野智也(スキル・シマノ)、2年ぶりの総合優勝をねらう福島晋一(チームバン)、新体制のチームで絶対的エースとなった田代恭崇(ブリヂストン・アンカー)、国内最強のチーム力を誇る愛三工業の別府匠らも総合優勝をねらってくるはずだ。
《編集部》
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