NIPPO・梅丹が走るノルマンディーも最終局面に
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前日のきついステージで各チームに疲労が見える中、総合成績に関わらない選手を中心に逃げが予測された。浅田顕監督率いるNIPPO・梅丹チームは前半からその中に選手を送り込もうという作戦を取った。
レースは15km地点のスプリントポイントをきっかけに4人の逃げが生じる。集団は後半までラボバンクを中心にコントロールされるが、各選手の疲労は隠せず、一人また一人と崩れてゆく。NIPPOチームも追撃やペースアップに参加するがペースは上がらず、最後は先頭集団で一緒に走っていた3人を振り切って単独となったルラージュが逃げ切り優勝。追走の3人は集団に吸収され、2位以下はスプリントとなりNIPPOチームのマリウス・ウィズィアック(25=ポーランド)が5位となった。
この日は雨は振らず落ち着いた天候だったが、集団を走る各チームの選手はボロボロに見える。リーダーチームのラボバンクはこの日までに3選手がリタイアし、最終日は3人でジャージを守る。
《編集部》
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