ツール・ド・熊野2勝の鈴木真理。次はTOJに挑む
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柿沼章
最終ステージでの逆転で敗北を喫しましたが、ミヤタとしては決して失敗レースではなかったと思っています。それよりも逃げ続けた盛、西谷両選手(ともに愛三工業)を讃えるべきレースでした。
レースでは、チェスのような戦略的側面と、純粋な力比べな側面とがある訳ですが、作戦の幅を広げるにはエンジンのキャパシティを広げなければなりません。そういった大きな視野と、1勝の重みを感じるための戦略的な眼を併せ持ちながら、少しずつ前進していくことが我々チームの使命だと思っています。負けから学んだことを吸収して、次に繋げていくのみです」
栗村修
ツール・ド・熊野では、区間2連勝を挙げて、昨年同様にリーダージャージを着て最終日に挑みました。しかし昨年同様に逆転を許してしまい、総合2位に転落。それでも、区間2勝、ポイント賞と敢闘賞を獲得し、さらにはリーダーチームとしてレースをコントロールしながらも、団体でも2位に入れたことは誇りに思っています!
今回、本格的なステージレース初体験の最年少、福田真平や、同じくステージレースが2回目だった鈴木譲など、経験のまったくない若手がレースをコントロールしたことはかなりのビッグサプライズです。
休む間もなく来週からツアー・オブ・ジャパンが開幕しますが、そこでもまた何かサプライズがあるかしれません」
《編集部》
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