実業団の経済産業大臣旗はチームミヤタが獲得 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

　9月2日に三重県熊野市で開催された経済産業大臣旗争奪全日本実業団対抗ロードレースは、優勝の別府匠（愛三工業）に続いて、2位中村誠、3位増田成幸とチームミヤタ勢が続いた。その結果、チームミヤタが10年ぶり8度目となる団体優勝を獲得し、経済産業大臣旗を手中にした。
　以下はチームからのメッセージ。

●柿沼章（キャプテン）
　ひとつのレースとしては、惜しくも優勝に手が届かなかった…。という評価になるわけですが、何だか勝利したような気分にひたりながら帰ってきました。長いシーズンの中でも、こういう気持ちになれることはそれほどありません。応援して下さる皆さんと、レース後に喜びを共有できたのも、至福の時間でした。
　素晴らしいレースをオーガナイズして下さったNPOスポーツプロデュース熊野の皆さんと、700人余のボランティアの皆さんに感謝です。

●チームミヤタ活動休止のご報告
　突然ではございますが、今シーズン限りで、チームミヤタの活動がひとまず終わることになりました。スポンサーである宮田工業側の意向であり、我々チーム関係者としては非常に残念ではございますが、スポーツグループの性質上、いたしかたないことと理解しております。
　チームと契約しております、選手、スタッフの行き先については、現在、まったくの白紙状態にあり、これから早急に話を進めていく予定です。これまで、多くの方々に支えていただいたチームだけに、このチームがなくなってしまうことはとても残念ですし、応援して下さった皆さんには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
　契約は年内残っておりますので、今シーズン残りのレースは全力を尽くして戦います。それが今自分たちにできる唯一の恩返しだと考えております。残りわずかですが、応援のほどよろしくお願いいたします。
（チームミヤタ監督・栗村修）