荻島美香がシクロクロス・ワールドカップをレポート
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
ここのところいい天候続きで、大会当日はワールドカップの初戦にふさわしい雲ひとつない快晴。シクロクロスには暑いくらいの陽気だ。コースは昨年とほぼ同じで、泥もなくドライで速いコース。
それでも今年のコースは、砂の区間が15mほど延びていた。3カ所ある階段の後にすぐ下って難しくしているのが、カルムトハウトならでは。
昨年度のUCIポイントランキング1位で、今年の世界選手権ロードではタイムトライアルで優勝したハンカ・クッファナゲル。そして同ランキング2位、オランダ若手のマリアネ・フォスの姿はない。
レースはまずUSAジャージを着たキャサリン・コンプトンが単独で飛び出し、その後を集団が追う。しばらくしてオランダのベテラン、デファニー・ファンデンブラントが追いつき、あとは2人の駆け引きとなる。最後は、ファンデンブラントがアタックしてコンプトンを引き離しゴールした。
私のほうはといえば、珍しくスタートでペダルがすぐに入ってもがくが、なだれ込むようにトラックに入った。何人かで構成された集団に付くが、テクニカルなクネクネターンであまりに慎重に回りすぎて、その集団においていかれ、1周目は21位。
後ろからまた集団が来て、それに乗るが、またもクネクネターンでおいていかれてしまう。そこからは1人で淡々と走るもペースが上がらず、調子がよくないのかレースが長く感じた。残り2周の時、「えっ、残り2周」と思った。その後1人にかわさ
れ、最終周回にもう1人に追いつかれ、さらにスプリントでかわされて28位。
調子を上げて、次のワールドカップで差をつめて走れるよう、練習に励みます。
《編集部》
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