試乗もできる国際自転車展示会は2日目も大盛況

　日本最大級の国際自転車展示会「サイクルモード・インターナショナル2007」は11月17日、千葉市の幕張メッセで2日目を迎えた。休日となったこの日、会場は自転車好きの人たちでごったがえした。出展各社は色とりどりの自転車や関連商品を展示。中にはプロトタイプと呼ばれる試作品も含まれ、来場者に感想を聞くメーカーもあった。
　どこのメーカーも美しく、個性豊かな展示方法で人々を魅了していた。来場した人々も足を止めて、ライトアップされて光り輝く自転車に胸をときめかせていた。

　同イベントの魅力は普段乗れない高級メーカーの自転車を試乗できることだ。会場には試乗コースが設置されていて、マウンテンバイクを試乗する人たちのためには段差や凹凸のあるコースも設置された。

　イベントに花を添えるキャンペーンガール、「サイスタガール」の3人も試乗を楽しんだ。
「街乗りなら毎日のように乗っているんですけど、今日は初めてオフロードコースを走ってみました。結構アップダウンのある山道だったので、怖いかなーって思ったんです。でもマウンテンバイクがショックを吸収してくれたから、全然怖くなかったです」と、マウンテンバイクを試乗した東井裕子（25）。
　街乗り用のクロスバイクを体験した森下まゆみ（26）は、「力をかけずにペダルを回しても、結構スピードも距離も出るのでびっくりしました」と楽しそうに語った。
　初めてロードレーサーに乗った下島美来（25）は、「すごく軽くて、ちょっとペダルを回すだけでもスイスイ進むので、すごく楽しかったです。練習してもっとうまく乗れるようになりたいです」と意気込んでいた。

　試乗の他にも有名選手のサイン会や著名人のトークショーが行われた。プロ自転車選手の別府史之（24）とタレントの眞鍋かをり（26）のトークショーを楽しもうとたくさんの人が集結。真鍋かをりは、本場ヨーロッパのプロチームで活躍する別府の話に、驚きを連発していた。
　自転車好きの来場者で埋め尽くされたサイクルモード2日目。東京会場は18日まで、大阪会場は11月24日から25日までインテックス大阪で開催される。

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