TOJはマイヤー総合優勝。新城が日本勢最高の5位
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1周7kmの大井埠頭周回コースはオールフラットなため、単独での逃げがきまりにくい。そのため毎年、勝負はゴールスプリントに持ち越される。
レースは序盤から選手が飛び出すが、すぐに集団に取り押さえられる状況が続いた。しかし、残り約40kmの地点で14人が飛び出し、後続に大きく差をつけた。先頭集団はそのままゴールを目指していたが、残り約14kmの地点で福島晋一(36=梅丹本舗・GDR)とアルベルト・ディロレンツ(26=Aスタイルソムン)が先頭集団から飛び出し、残った12人の後続集団と約15秒の差をつけて2人ゴールを目指した。
福島とディロレンツォはゴールまで残り約500mまで、先頭を走っていた。しかし、追ってきた12人の後続集団との差は十数mに。福島は1度後ろを振り返り、集団がすぐそばにいるのを確認し、再びスピードを上げてゴールを目指した。しかし、集団は2人を吸収。勝負はゴールスプリントに持ち越された。そして、ゲンプカが一気にスピードを上げ、宮澤をかわし優勝した。
ディロレンツォは「堺・東京ステージは平坦を得意とする僕にとって自信のあるコースだった。優勝できてうれしい」と語った。
区間2位の宮澤は「とても悔しい。でも、力を出し切れたので悔いはない」と話した。
今大会、総合1位のマイヤーは「レース中、1秒差で総合2位の選手にマークされていた。だから、気をつけていた。無事に総合1位を守れてうれしい」と話した。
総合ポイント1位の西谷は「チームメイトがケガをしてしまったため、今回のレースは苦戦した。しかし、みんなで気持ちを盛り上げたことで、チームとして士気を高めることができた」と話した。
総合5位で日本人トップの新城は「今回は去年と全く同じメンバーで挑んだ大会だった。それなのに、去年より自分たちに優位なレース運びができたと思う。しかし、今日は一番大事な時にパンクしてしまった。それは、運がなかった」と話した。
《編集部》
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