メジャー初優勝を飾ったカルロス・サストレの横顔
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data:image/s3,"s3://crabby-images/64e4f/64e4f94c4cbaa9d09a0854de9f593bd1867d91cd" alt="08年のツール・ド・フランスで総合優勝を達成したカルロス・サストレ(スペイン)は、三大自転車レースでコンスタントな成績を残しながらも総合優勝からは見放されていた。
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「ツール・ド・フランス総合優勝はボクが描ける最大の夢だった。チーム一丸となってそれを成し遂げようとそれだけに集中した。チームのだれ一人として欠けたら夢はかなわなかったはずだ。ボクへのアシストぶりを考えると、モチベーションは最高に高まった。この勝利で伝統あるスポーツの歴史の1ページに名前を刻むことができた」とサストレは語っている。
今年のコースはまさにサストレのためにあったようなのものと言われがちだ。タイムトライアルの距離が短く、山岳の要素が強いからだ。しかし第17ステージのラルプデュエズでの独走勝利の貯金はあったが、サストレが優勝を確実にしたのは、最終日前日の個人タイムトライアルだ。この種目を得意とするエバンスに挽回を許さず、逃げ切ることに成功したのだ。
サストレはタイムトライアルでの好調の原因を、「精神面、チーム力、そしてフィジカル面」と語った。チームメートがコース攻略をアドバイスもしてくれた。
03年にツール・ド・フランスのピレネーで最初の区間優勝。記録の上では06年の第16ステージで2勝目を挙げているが、これは例のフロイド・ランディスがドーピングで失格となったことでの繰り上がり優勝だ。
そして最後に王者はこう語っている。
「この勝利を義理の兄弟である元自転車選手ホセマリア・ヒメネス(03年に逝去)に捧げたい」
《編集部》
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