オランダ在住の荻島美香がシクロクロスW杯緒戦23位
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例年だと運よく最前列でスタートできる、ワールドカップ第1戦カルムトハウト。しかし今回はUCI(国際自転車競技連合)のランキング通りに私の名はコールされ、3列目からのスタートとなる。
スタートですぐにペダルが入らず、1歩後れを取る。これがかなりの致命傷となり、身動きのできない場所へ追い込まれてしまった。自分よりもレベルの低い選手が前を先行してしまったために、森の中のシングルトラックをただひたすら前に合わせることになり、抜ける場所を見つけるのに1周を費やしてしまったからだ。
そこから一気に5、6人を置き去りにした。もうすでに1つ前の集団にはいかれてしまっていて、前から降りてくる選手を捕えていくように集中。
オーストリアの選手を1人捕えて一気に抜き去ったが、そのあと痛恨の落車をして集中力を失い、追いつかれてしまった。
そこからはずっと2人。彼女は私をマークしていたし、落車の影響で私は肋骨が気になっていて、最後はスプリント勝負を回避して23位でゴールした。
今回のワールドカップでは、オランダナショナルレースで私よりも成績の悪い選手が16位、19位に入っていた。そのため私が20位以内に入ることがさほど遠くないことを実感できる手応えのあるレースだった。
優勝はオランダのベテラン、デァファニー・ファンデンブランド。2位に世界チャンピオンで、直前に届いたばかりのバイクで出場したハンカ・クッファナゲル。そして3位に小柄なチェコのパヴラ・ハフリコバが入った。
私自身は肋骨にヒビが入っているので、練習・レースともに慎重にこれから臨んでいきます。ワールドカップ第2戦のタボールは残念ながら見送ります。
《編集部》
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