ライジング出版のバイシクル21・2月号が15日に発売
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
エキップアサダは2006年のチーム発足以来、ドラマチックな浮き沈みを繰り返してきた。
企業に所属するファクトリーチームではなく、徒手空拳、一本どっこのクラブチームが自らの脚だけを頼りにツール・ド・フランス出場という壮大な夢に突き進む姿は潔く、凛々しく、雄々しく、時に痛ましくもある。
エキップアサダを評し、人は魅力的で素晴らしいと言い、あるいは無謀、滑稽であるとも言う。さらには戻ることの出来ない片道切符の旅でもあると危惧する人もいる。どの意見も半ば正しく、半ば的を外していると言っていいだろう。 考えてもみるがいい。自らを安全な位置に置いた冒険、いつでも戻れる挑戦などあり得ないではないか。
BICYCLE21はエキップアサダのチャレンジが危険と矛盾と無謀さをはらんでいるがゆえに、片道切符の激しさ、剛直さを所持しているがゆえに“絶対支持”を表明する。 2号連続で「総力特集・エキップアサダ 果てしなき挑戦」をお届けすることにした。
《編集部》
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