シクロクロスW杯第8戦のルーベ大会で荻島美香29位
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氷点下の影響で路面がハードでカチカチになる時期を通り越し、雨が時折降るために泥を避けることのできない時期に突入した。ロードレースのクラシック大会、パリ~ルーベのゴールとなる、ベロドローム(自転車競技場)はサイクリストの聖地とも言われるが、ここをコースに組み込んだワールドカップ第8戦、ルーベ大会。クラシックのスピーディーな展開とは到底かけ離れた泥の聖地となった。
今までヨーロッパで活動してきて、さんざん泥は走ってきたが、いまだかつてここまでの泥を経験した覚えはない。足首まで泥で埋まる下りを駆け下り、コントロールのきかぬカーブに苦しみ、自転車のトラブルも避けることのできないほど荒れ果てたコースだった。
私自身もトラブルは避けたかったが、2台目の変速がギアとかみ合わず、踏み切ることができなかったので、次のピットでさらに取り換える必要があった。1台で走りきらなければならなかったのは、最後の方で影響してしまったが、それも致し方なかった。自転車を取り替えた直後の周回のラップは確かに上がったが、その後の周回からはラップを上げることは不可能だった。
この日はレースで2人のイタリア選手と競り合ったが、力及ばず29位でゴールした。でもこのルーベの大会は、私にとって忘れることのできない泥の聖地となった。もし次があるのなら、必ず成績をアップさせたい。
《編集部》
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