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アームストロングの特注バイクに込められた願いは

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 ツール・ド・フランス7連覇のランス・アームストロングがオーストラリアで開催されているツアー・ダウンアンダーで4年ぶりに現役復帰した。同選手が乗るこのマドンは、一般に販売されているOCLVレッドカーボンフレームに完全カスタムペイントを施したものだ。わずか1
 ツール・ド・フランス7連覇のランス・アームストロングがオーストラリアで開催されているツアー・ダウンアンダーで4年ぶりに現役復帰した。同選手が乗るこのマドンは、一般に販売されているOCLVレッドカーボンフレームに完全カスタムペイントを施したものだ。わずか1 全 1 枚 拡大写真
 ツール・ド・フランス7連覇のランス・アームストロングがオーストラリアで開催されているツアー・ダウンアンダーで4年ぶりに現役復帰した。同選手が乗るこのマドンは、一般に販売されているOCLVレッドカーボンフレームに完全カスタムペイントを施したものだ。わずか1週間たらずで、ペイントグラフィックの考案から塗装、組み立てまでを行ったが、その作業内容は実に難易度が高い。普段はプロジェクト・ワンを手がけるペインターが、トレックの施設で塗装を担当。デカールを一切使わず、エアブラシを用いて100%手作業で仕上げた。間近で見ると、圧巻のディテールに、思わず目を見張る。もちろんすべて手作業だ。塗装に費やされた時間は、硬化時間を除いても30時間以上である。

 このバイクには、2つのキーワードがペイントされている。「1274」と「27.5」という数字だ。「1274」はアームストロングが復活するまでの引退期間の日数。そして27.5(ミリオン)は1274日間で癌で亡くなった人たちの数(2,750万人)だという。すべてのがん患者の希望とともに、 09年を戦うというアームストロングの強い意思の表れがみえる。

《編集部》

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