福島と新城がランカウィで165kmの逃げ。清水が区間4位 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

福島と新城がランカウィで165kmの逃げ。清水が区間4位

バックナンバー 過去レポート
 マレーシアで開催される全7区間のステージレース、ツール・ド・ランカウィは2月12日、マラッカ~バンギー間221kmで第4ステージが行われ、インドネシアのサマイ(レトゥア)がゴールスプリントでイタリアのマッティア・ガバッツィ(ディキジョバンニ・アンドローニ)を制して優勝。総合成績ではガバッツィが首位を守った。
 レースは45km地点で福島晋一(EQA・梅丹本舗)と新城幸也(Bボックス・ブイグテレコム)を含む9人の逃げが決まり、後続集団との差を最大7分に広げる。福島は125.7km地点のカテゴリー3級の峠を4位で通過して逃げ続けたが、ゴールスプリントをねらうメイン集団が加速し、ラスト3km地点で捕まった。最後は集団ゴールスプリントとなり、3連勝中のガバッツィらが競り合う中、隙をついたサマイがスプリント勝負を制した。
 EQAの清水都貴が4位に入った。以下は水谷壮宏監督のレポート。

 この大会初の山岳ステージであり、前半で生まれるはずの逃げにEQAが加わる作戦でスタートした。スタート直後からハイスピードとなり、アタック合戦が繰り広げられる。そこに福島が自らアタックして9人の逃げが決まった。
 レース後半に山岳区間に突入すると、有力選手たちがアタックをかけ、清水もそこで逃げを挑み勝負に出るが、やはり大集団はゴールスプリントに持ち運びたいらしく決まらない。先頭を走る福島の逃げと集団との差は一時約7分まで広がるも、後半には射程距離内に持ち込まれた。
 福島はラスト10kmで集団に飲み込まれ、再び最後は集団スプリント勝負となった。この大会で4回目となるチーム列車を組み、清水がスプリントで4位。
 このステージでは福島の力強い走りを目の当たりにできたことと、上位10位以内に3人が入り、チームの連携力が確実に上達していることを実感した。ゴールスプリントでの息も合いつつあり、勝利までもう少しだ。
 翌ステージはこのレース最大の勝負どころとなる超級峠のゲンティンハイランド(標高1679.2m)にゴールする距離102kmの山岳ステージが行われる。総合成績順位が大きく変わることは必至なので、気を引き締めて臨む。好調の清水に期待している。

《編集部》

≪関連記事≫
≫貴重な水着ショットも披露!「もはや高校生には見えない」大人っぽい池江璃花子、沖縄・石垣島の海を満喫

≫ケンブリッジ飛鳥と滝沢カレンが似てる?リオ五輪時から密かに話題だった

≫レアル所属・中井卓大ってどんな選手?…「リアルキャプテン翼」と呼ばれた少年時代

関連ニュース