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沖美穂がJOC指導者研修のため渡欧へ

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 全日本選手権11連覇、3大会連続の五輪出場など自転車競技の国際大会で活躍し、昨シーズン限りで引退した沖美穂が、JOC(日本オリンピック委員会)の事業のひとつであるスポーツ指導者海外研修員に合格し、5月上旬から2年間イタリアで研修することになった。
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 全日本選手権11連覇、3大会連続の五輪出場など自転車競技の国際大会で活躍し、昨シーズン限りで引退した沖美穂が、JOC(日本オリンピック委員会)の事業のひとつであるスポーツ指導者海外研修員に合格し、5月上旬から2年間イタリアで研修することになった。 「いろい 全 1 枚 拡大写真
 全日本選手権11連覇、3大会連続の五輪出場など自転車競技の国際大会で活躍し、昨シーズン限りで引退した沖美穂が、JOC(日本オリンピック委員会)の事業のひとつであるスポーツ指導者海外研修員に合格し、5月上旬から2年間イタリアで研修することになった。
「いろいろな思いや経験をこれからどうやって生かしていこうかと考え、コーチ学や指導法を修得することで、お世話になったスポーツという世界に恩返しがしたい」と語った。

 日本でもっと自転車競技を普及させたいという思いが沖のセカンドキャリアを後押しした。
「自分がどれだけやれるか未知数だが、自転車競技があったからこそ今の自分がある。これまでみなさんに応援していただいてきたのだから、その経験を生かしていきたい。選手は引退した後のことを考えると、きっと悩むと思うが、このような形でセカンドキャリアを積むという方法もあることを知ってほしいという気持ちも強い」

 5月上旬からイタリアで研修を開始。研修期間は2年間で、基本的には昨年までの4年間所属していたイタリアチームで、監督から練習やレースについてのコーチングや指導を学び、シーズンオフはイタリア自転車競技連盟のコーチ指導者ライセンス取得の講習受講にも挑戦するという。

《編集部》

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