トレックMTBチームが最新モデルで戦う | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

　アメリカの自転車メーカー、トレックバイシクルコーポレーションがワールドカップ、世界選手権での優勝を目標にしたMTBワールドレーシングチームを立ち上げた。世界でトップ10に入る実力を持つダウンヒル選手3人、クロスカントリー選手3人がチームメンバーに選ばれ、フルモデルチェンジしたセッション88DH、TopFuel9.9SSL、Elite9.9SSLで戦う。

　ダウンヒルチームには、ニュージーランド人として初めて08年世界選手権で6位になったジャスティン・レオブ、南アフリカ出身で安定した結果を残すライダーとして定評のあるアンドリュー・ニースリング、過去にワールドカップ10勝を挙げている女性ライダー、トレイシー・モスレイが所属。
　クロスカントリーチームには、昨年世界選手権4位、北京オリンピック7位などの成績を残すリアム・キレーン、24歳にして昨年ワールドカップ3位入賞を3度果たしたスイスのルーカス・フリュキガー、ルーカスの弟で元ジュニア世界チャンピオン、昨年世界選手権U23-3位入賞など20歳で世界のトップに肩を並べるマティアス・フリュキガーが所属。
　クロスカントリーチームは、2012年に開催されるロンドンオリンピックでの金メダルを視野に入れてチームを強化していくという。