TOJ南信州Sは豪州のボブリッジが優勝
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
南信州ステージはアップダウンが激しく、急カーブが続く下久堅周回コースを中心に行われた。最後は周回コースを外れ、1km以上の平坦路を走って松尾総合運動場前でゴールする。
レースは序盤、数人の選手が集団から飛び出して、少人数集団を形成するも取り押さえられるという状況が続いた。
変化があったのは4周目。集団のスキを見計らってボブリッジとクバシナの2人が飛び出して協力してゴールを目指した。
2人のペースは速く、後続集団との差が一時、5分以上に。レースは2人が逃げたまま最終周回に突入した。しかし、決死の覚悟で飛び出したフォフォノフとセルヒオ・バルデイーヤ(25=カルミオーロ・Aスタイル)が2人に合流。4人になって後続から1分以上の差をつけた。
4人は後続集団に追いつかれることなく、勝負はゴールスプリントに委ねられた。残り1kmで、飛び出したのはフォフォノフ。しかし、すぐに取り押さえられ、4人は横一列に。フィニッシュ直前、ハイスピードで前へ出たのはボブリッジ。数10m手前には自身の勝利を確信し、両手を上げて余裕で勝利を手にした。
フィニッシュ後、長旅をともにしたクバシナと握手を交わしたボブリッジ。「4周目に集団から2人で飛び出した後、『お互い一緒に戦おう』と言葉を交わし協力して走った。最終周回では追いつかれて4人になったけれど、その後は下りだけだったので回復できた」と話した。
日本人最高位の清水は「惨敗でした。でも、まだ個人総合優勝を狙える位置いる。明後日の富士山ステージでも、緊張感を持って走る」と悔しそうな表情を見せた。
選手たちは翌日の移動日で休息し、22日に総距離11.4km、高低差1200mの急勾配、富士山ステージでタイムトライアルを走る。山岳のスペシャリストが逆転して個人総合の首位に立つことが多いため、今後の展開が楽しみなステージになる。(岡田由佳子)
《編集部》
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