パルデイーヤが優勝し総合1位に=TOJ
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
タイムトライアルが行われたのは高低差1200kmを一気に駆け上がる富士あざみライン。平均の勾配値は10.5%強と海外選手も驚愕するコース。毎年、このステージで山岳を得意とする選手が、数分あったタイム差を巻き返して総合時間トップになることが多い。
この日、スタート地点は気温が低かったが、ゴール付近は快晴になった。上向きに風が吹いているため、選手には追い風になり、次々と好記録が達成された。
いきなり記録をたたき出しトップに立ったのはゴン・ヒョソク(ソウルサイクリング)。昨年このステージを好タイムで走り、1位から2 分あった総合時間を一気に縮めて一時、総合首位に立った選手だ。しかし、パルデイーヤがコースレコードを更新するタイムでゴールし、この日のタイムトライアルを制した。
この大会が始まる前から富士山ステージの優勝を狙っていたパルデイーヤ。「富士山の存在はずっと前から知っていて、美しい山で有名だった。このコースを走るのを心待ちにしていた。でも、想像以上にハードなレースだった。コースレコードで優勝できてとてもうれしい」と笑顔を見せた。
日本人トップで区間7位の清水は自己記録を大幅に更新。「今回のレースは自分の自信につながった。個人総合首位を奪われたカザフスタンや総合2位につけているヒョソクなど、たくさんのチームがパルデイーヤから首位を奪う走りをするはず。チャンスをしっかりものにすれば、まだ逆転できる可能性はある」と優勝を狙う。
翌日の伊豆ステージはハードなアップダウンが続く自転車テーマパーク、日本サイクルスポーツセンターで行われる。最終日となる24日の東京ステージは平坦でタイム差をつけにくい。そのため、伊豆ステージが逆転を狙える最後の舞台になる。(岡田由佳子)
《編集部》
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