別府史之が完走に向けて確かな手応え | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

別府史之が完走に向けて確かな手応え

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 23日間の行程で開催中のツール・ド・フランスは7月13日、最初の休息日をフランス中部のリモージュで迎えた。前半戦9日間の戦いを終えた選手たちは、前日のうちに空路で同地に移動していて、この日は午前中に軽いサイクリングで身体を動かし、午後は記者会見などに応じ
 23日間の行程で開催中のツール・ド・フランスは7月13日、最初の休息日をフランス中部のリモージュで迎えた。前半戦9日間の戦いを終えた選手たちは、前日のうちに空路で同地に移動していて、この日は午前中に軽いサイクリングで身体を動かし、午後は記者会見などに応じ 全 1 枚 拡大写真
 23日間の行程で開催中のツール・ド・フランスは7月13日、最初の休息日をフランス中部のリモージュで迎えた。前半戦9日間の戦いを終えた選手たちは、前日のうちに空路で同地に移動していて、この日は午前中に軽いサイクリングで身体を動かし、午後は記者会見などに応じた。

 スキル・シマノの別府史之(26)は、いつもどおりのさわやかな表情の中にも自信をのぞかせた。
「最初の1週間はチームとして非常に重要視していた。大会4日目にチームメートを落車骨折で失うというハプニングはあったが、初参加のチームとしてはいい動きができていると思う」と語る。
 ピレネーの3日間はさすがに我慢のレースで下位に沈んだが、総合成績の上位をねらうタイプではないので、それは織り込み済み。しかも想像をしていたほどにツールがキツくないというのも、確認することができた。「こんなものかな」とは、さすがにトップチームに所属してきた別府ならではだ。
「もちろん山岳ステージの大観衆の中をかき分けて上ったときは感激しました。大声援を受けながら走れるなんて幸せです」
 もちろん遊びに来ているわけではないと断った上で、「毎日が本当に楽しい」と満足そうにほほえむ。特にチームメートやスタッフと囲む夕食の食卓は格別。その日のことを話していると時間が経過するのも忘れてしまいがちで、食事がいつまでも続いてほしいと願うこともある。
「先頭だけがドラマを演じているわけじゃない。集団の真ん中だって最後尾だってそれぞれの思いを込めてゴールを目指す。自転車レースってこんなに奥が深いのかと改めて認識しました」
 その表情には最低限の目標である「日本勢としての初完走」への自信がみなぎっていた。

《編集部》

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