アジアMTB選手権ジュニアダウンヒルで清水が優勝
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●清水一輝のコメント
マレーシアは湿気が高くあまりの蒸し暑さに驚いた。練習時間が短く、スタート地点までの搬送方法も複雑で、なおかつ蒸し暑さで集中力を保つことが非常に難しい状況だった。さらにコースは登り返しが多く、とてもダウンヒルだとは思えないコースレイアウトだった。
今回、準備したバイクは竹本将史監督が出発前にコースを予測してくれて、STABよりも軽いSTINKYを、特別に軽い仕様にしてセッティングしてくれた。
タイムセッションではうまくまとめることができて1位。しかし2位との差はたった3秒。そのとき、正直焦りがでてしまった。
そして迎えたレース当日は、前日に降ったスコールでコースコンディションが大幅に変わってしまった。キャンバーで登り返しのセクションにわだちができてしまい、全く進まない状況で難しかった。
決勝レースは午後からのスタートで、メカニックがローラー台をスタート地点まで持って来てくれ、スタート前にアップをすることができ万全の態勢でスタートすることができた。
スタート直後は調子よく走れていたが、わだちで根っこが出ているセクションが、思ったより掘れていて止まってしまい、そこからゼロスタートで漕ぎ出すのはきつかった。最後のストレートでは、体力が限界にまできていましたが力を振り絞り必死にゴールを目指した。
僕が最終ライダーだったので、ゴールした直後の雰囲気で優勝したと感じることができ、とてもうれしかった。応援してくださった皆さんやスポンサーの方々本当に感謝したいと思う。
●アキファクトリーチーム竹本監督将史のコメント
98年の初代アジアチャンピオンになった時と同じ場所で、清水も初代ジュニアチャンピオンになってくれて本当にうれしい。出発前のコース情報は少なかったが、ホテルが同じ場所だったので、ある程度コースを予測して最初からそのセッティングのバイクを制作した。
清水は、これからワールドカップや世界選手権の常連になる実力を持っている。1日も早く日本から世界で戦える選手を出したいと思う。応援してくださった方々には本当に感謝いたします。
《編集部》
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