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ツール・ド・フランスはコンタドールが最有力とイノー

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 ツール・ド・フランスで5度の総合優勝を達成し、現在は同大会を主催するA.S.O.の渉外担当を務めるベルナール・イノー(55=フランス)が、2010年の総合優勝を争う最有力選手として今年の大会を制したスペインのアルベルト・コンタドール(26)の名前を挙げた。12月4日
 ツール・ド・フランスで5度の総合優勝を達成し、現在は同大会を主催するA.S.O.の渉外担当を務めるベルナール・イノー(55=フランス)が、2010年の総合優勝を争う最有力選手として今年の大会を制したスペインのアルベルト・コンタドール(26)の名前を挙げた。12月4日 全 1 枚 拡大写真
 ツール・ド・フランスで5度の総合優勝を達成し、現在は同大会を主催するA.S.O.の渉外担当を務めるベルナール・イノー(55=フランス)が、2010年の総合優勝を争う最有力選手として今年の大会を制したスペインのアルベルト・コンタドール(26)の名前を挙げた。12月4日に東京都内のホテルで開催されたツール・ド・フランスのコースプレゼンテーションの席上でコメントした。

「2010年のコースは、山岳に強いコンタドールに適したものだ」とイノー。
 チームタイムトライアルがなくなり、個人タイムトライアルも総距離59kmと短め。これに対して山岳の要素は極めて大きいことがその理由だ。
「近年はタイムトライアルに強い選手が逃げ切る傾向にあったので、大会の変革が求められていた。序盤戦に石畳の悪路を取り入れたのも変革だ。2010年はこうして山岳に強い選手が有利な設定となったのだ。しかしどんな時代においてもツール・ド・フランスで勝つためにはオールラウンドに強くなければいけない」
 26歳というコンタドールの年齢も、過酷なツール・ド・フランスを制するには適齢だという。今年の大会で総合2位になったアンディ・シュレック(24=ルクセンブルク)に対しては、「いいクライマーだが、長い距離を戦うレースでは弱点が生じる」と分析し、同3位のランス・アームストロング(38=米国)には「ピークは過ぎている」と語った。それでも総合成績の上位は「09年と似たようなものになるだろう」という。

「私がもし現役選手だったら、ライバルをじっくりと観察する。クライマーに山岳で勝てないと思ったら、初日から攻撃する。第1ステージでは北海沿岸の堤防を18km走る。私だったら強い風を利用してコンタドールに差をつける。彼の弱点はそこだからだ。さらに石畳を利用してアームストロングに差をつけておく。山岳ステージに突入する前にアドバンテージを稼ぐ作戦だ」

《編集部》

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