ツール・ド・フランスはコンタドールが最有力とイノー
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
「2010年のコースは、山岳に強いコンタドールに適したものだ」とイノー。
チームタイムトライアルがなくなり、個人タイムトライアルも総距離59kmと短め。これに対して山岳の要素は極めて大きいことがその理由だ。
「近年はタイムトライアルに強い選手が逃げ切る傾向にあったので、大会の変革が求められていた。序盤戦に石畳の悪路を取り入れたのも変革だ。2010年はこうして山岳に強い選手が有利な設定となったのだ。しかしどんな時代においてもツール・ド・フランスで勝つためにはオールラウンドに強くなければいけない」
26歳というコンタドールの年齢も、過酷なツール・ド・フランスを制するには適齢だという。今年の大会で総合2位になったアンディ・シュレック(24=ルクセンブルク)に対しては、「いいクライマーだが、長い距離を戦うレースでは弱点が生じる」と分析し、同3位のランス・アームストロング(38=米国)には「ピークは過ぎている」と語った。それでも総合成績の上位は「09年と似たようなものになるだろう」という。
「私がもし現役選手だったら、ライバルをじっくりと観察する。クライマーに山岳で勝てないと思ったら、初日から攻撃する。第1ステージでは北海沿岸の堤防を18km走る。私だったら強い風を利用してコンタドールに差をつける。彼の弱点はそこだからだ。さらに石畳を利用してアームストロングに差をつけておく。山岳ステージに突入する前にアドバンテージを稼ぐ作戦だ」
《編集部》
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