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エキップアサダが若手選手強化プログラムを始動

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 自転車のプロロードチームを運営するエキップアサダは今季のチーム活動を休止したが、世界で活躍できる選手を発掘し強化する「エキップアサダ選手強化プログラムを2月6日に開始した。目的は、新城幸也、別府史之に続いてツール・ド・フランスなどで活躍できる選手育成
 自転車のプロロードチームを運営するエキップアサダは今季のチーム活動を休止したが、世界で活躍できる選手を発掘し強化する「エキップアサダ選手強化プログラムを2月6日に開始した。目的は、新城幸也、別府史之に続いてツール・ド・フランスなどで活躍できる選手育成 全 1 枚 拡大写真
 自転車のプロロードチームを運営するエキップアサダは今季のチーム活動を休止したが、世界で活躍できる選手を発掘し強化する「エキップアサダ選手強化プログラムを2月6日に開始した。目的は、新城幸也、別府史之に続いてツール・ド・フランスなどで活躍できる選手育成を、チームの垣根を超えて行うこと。海外にパイプを持つエキップアサダの財産を、日本自転車界の将来のために注ぎ込みたいという。

 2月6日にエキップアサダの拠点となる埼玉県東松山市に集まったのは、18歳から22歳までの6選手。クラブチーム所属の選手から、今年からフランスのプロチーム下部組織で走る選手も含まれる。2月中旬から開始されるフランス遠征に先立ち、この日から2日間の合宿が行われた。

 合宿では、プログラムの指揮を執るエキップアサダ・浅田顕監督が、「どうすればツール・ド・フランスに行けるのか?」の講義を行った。「ツールへの道は夢を見ているだけではダメで、具体的に何を行えば本当にツールに出られるのか?」を若手選手たちに教え込んだ。続いてマンツーマンでトレーニングプログラムを策定。

 その後、監督の車での伴走による6人全員での実走行練習が行われた。今後はフランス各地のチームに散らばっての活動が予想されるため、6人揃っての走行は貴重だ。練習にはJスポーツが取材に入り、選手たちの目の色も変わる。浅田監督やメディアに対して自分の実力のアピールするために必死で、あたかも実戦のような緊張感も漂った。

 合宿で全選手に課せられた2010年の目標は。6月に行われる全日本選手権ロードレースU23での優勝だ。当然ながら同大会で優勝できるのは1人だが、その座を獲ることを全選手が義務づけられた。同じ目標を目指す同志でありながら、直接のライバルとなる選手たちと肩を並べる強化プログラムはサバイバルの様相も漂わせ、若手選手たちはエキップアサダが見てきた世界の厳しさをひしひしと感じている。

《編集部》

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