ツアー・オブ・ジャパン美濃はクチノッタが優勝
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
山岳ポイントが一つあるだけで、その他は平坦となる美濃ステージは、前半からの逃げが決まりにくく、集団でのゴールスプリントで勝負が決まることが多い。
この日も、前半に福島晋一(39=クムサン・ジンセン・アジア)や清水都貴(29=ブリヂストン・アンカー)ら数人が集団から飛び出して、協力し合ってゴールを目指していたが、追い上げてきた集団に捕まえられた。
レース後半も、福島やワン・カンポー(37=ホンコンチャイナチーム)など、何度か集団から飛び出す選手がいたが、ゴールまで逃げることはできなかった。
最終周回は1つの集団にまとまり、そのままゴールスプリントを迎えることになった。
集団を先導していたのはクチノッタが所属するデローザ・スタックプラスチックの選手たち。クチノッタはチームメイトの一番後ろで体力を温存。ラスト3kmからゴール手前300mまでは、同じスプリンターのチームメイト、クラウディオ・コリオーニ(27)を風よけにして、万全の状態でゴールスプリント勝負をかけた。
宮澤やデンプスターらは、クチノッタの動きにすかさず反応し、激戦になった。ゴール直前、集団から単身で前に飛び出したのはクチノッタ。最後は、余裕を持ってフィニッシュし、優勝した。
クチノッタは「チームメイトがうまくサポートしてくれたので優勝できた。今シーズンのレースで初めての勝利をとても重要に思う」と笑顔を見せた。
クチノッタに勝負をかけた宮澤は、惜しくもデンプスターに次いで3位だった。
「奈良ステージで逃げた時の疲れがないと言ったら嘘になるけれど、勝負をかけたかった。自分の得意パターンだったのに勝てなかったので悔しい」と宮澤。
19日の南信州ステージは長野県飯田市の飯田駅をパレードスタートした後、1周12.2kmの下久堅周回コースを12周して松尾総合運動場前でゴールする。
アップダウンが激しく、下りは高速で急カーブを疾走するため見応えのあるレースになる。
《編集部》
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