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新城はトレンティーノの山岳区間で勝機に恵まれず

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 イタリアのジロ・デル・トレンティーノは4月18日に第3ステージが行われ、ヨーロッパカーの新城幸也(28)は最後のカテゴリー3級の山岳に入るまではメイン集団で勝機をうかがっていたが、先頭集団の逃げ切りが濃厚となってからはマイペースで上りを登り、6分21秒遅れの
 イタリアのジロ・デル・トレンティーノは4月18日に第3ステージが行われ、ヨーロッパカーの新城幸也(28)は最後のカテゴリー3級の山岳に入るまではメイン集団で勝機をうかがっていたが、先頭集団の逃げ切りが濃厚となってからはマイペースで上りを登り、6分21秒遅れの 全 1 枚 拡大写真
 イタリアのジロ・デル・トレンティーノは4月18日に第3ステージが行われ、ヨーロッパカーの新城幸也(28)は最後のカテゴリー3級の山岳に入るまではメイン集団で勝機をうかがっていたが、先頭集団の逃げ切りが濃厚となってからはマイペースで上りを登り、6分21秒遅れの50位でゴールした。(飯島美和)

 レース序盤の51km付近にあるカテゴリー2級の山岳に入るところで10人の先頭集団が形成されるが、リーダーチームのエース格らが落車して集団はストップ。ヨーロッパカーは先頭集団に選手を送り込むことができず、その差は山岳で開いていく。
 逃げのメンバーは有力選手を含んでいるため、先頭10人に選手を送り込むことができなかったチームはペースアップ。しかし2級山岳の後も激しいアップダウンが続くコースのため、メイン集団はどんどん分裂していく。ペースが上がるどころではなく、メイン集団の中でふるいにかけられていくサバイバルレースとなった。
 前日の新城の予測通り、10選手の中からさらに3選手が逃げ切るという展開となったがチームとしては逃げに乗ることができずに、展開に恵まれない1日だった。しかし40人のメイン集団に残ったピエール・ロランは総合成績を9位に上げた。

《編集部》

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