新城の負傷は走行に支障をきたす状態まで深刻
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
この日はコースが平坦ということもあり、最後は通常のスプリント勝負だろうと思われていた。ところが選手たちの明暗を分けたのは強い横風だった。集団は3つから4つに分裂し、有力選手が後方集団に取り残され、あっという間に5~9分の差が付いた。この時点でレースを展開しているのは、かなり限られた人数の第2集団と1分以内で追いかけるマイヨジョーヌを含む第2集団のみ。
前日の落車の影響が残る新城は、山岳賞のピエール・ローランを守るため同じ位置を走った。しかしメイン集団から分断されてしまったことで、ローランを前の集団に戻そうと必死に追いかけるが、風の影響でタイム差はみるみる開き、第3集団の106位でステージを終えた。
スタート前は報道陣に元気な姿をアピールしていたが、「ダメだ…。明日からのことはまだわからない」というコメントを残し、チームバスに戻った。
指のほかに肋骨を痛めている。レントゲンを撮っていないのでヒビや骨折の可能性は定かではないが、走っていて一番つらいのは肋骨の痛みだという。
「痛みさえ我慢すればあとは元気。明日も走れる。頑張る」と完走への強い決意を見せた。(飯島美和)
《編集部》
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