新城がケガから復調し魔の山モンバントゥーへ
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
この日、新城は元気にスタート地点に姿を見せ、ケガが大丈夫であることをアピール。コースは厳しい上りがなく、カテゴリー4級の丘が連続するもので、多くの選手たちが逃げ切るチャンスをねらってアタック合戦を繰り広げた。
なかなか決定的な逃げが決まらず、非常にハイペースでレースが進行。中盤を過ぎて形成された18人の逃げグループにチームメイトのシリル・ゴチエが含まれているため、新城はメイン集団でボトル運びなどの仕事をこなした。レースはこの第1集団が逃げ切った。
「今日のアタック合戦は長かった。自分も動いてはいたけど。ケガは大丈夫。問題ない。明日のモンバントゥーこそたくさん働かないと」とゴール後に元気に語り、周囲を安心させた。
フランス中がお祭りムードに包まれる14日の革命記念日は「死の山」と言われるモンバントゥーにゴールする超級ステージ。エースであるピエール・ローランの山岳賞ジャージを保持できるかを左右する大事な区間となる。新城が担う仕事が大きいことが予想されるが、チームのため、エースのために働くという強い意気込みで臨みたいという。(飯島美和)
《編集部》
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