【ベトナム現地レポート】キャプテン西が落車でリタイア
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
この日は1周5kmの湖岸を10周回する50kmのコース。登り区間はなく、レース距離も短くスプリンターの日となることが予想された。レースはスタートから単発のアタックは続くが、10秒以上の差がつくことはない。タイムボーナスのある3周回、6周回のスプリント賞でも大きな動きはなく、このまま集団スプリントかと思われた7周目の中盤で大落車が発生する。
日本選手は金子広美(イナーメアイランド信濃山形)以外の3名が巻き込まれてしまう。西は落車を避けて止まれたものの後ろから激しく衝突されて、頬と顎を激しく地面に打ち付けて顎の下を大きく切ってしまい、出血が激しく大会側に止められリタイア。救急車でそのまま病院へ搬送された。
合田祐美子(早稲田大)、坂口もこの落車に巻き込まれたが、自力で集団に復帰。最後は向かい風の中での集団スプリントとなり坂口が5位に入った。
チームのキャプテンとしてレース内外でのチームのまとめ役だった西がレースを走れなくなり、3選手となったのは大きな戦力ダウンである。3日間の走りを見ただけでも西はチームが不利な状況に陥らないような動きなど、個人のレース結果には現われないチームでの戦いの走りができる選手であったので、翌日からはチームは苦戦を強いられことになる場面も多くなるはずだが、他の3選手でまとまって結果に結びつく有効な攻撃を続けていく。
(JCFロード部会員 柿木孝之)
《編集部》
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