【自転車のある風景】豪州リアル自転車コミュニティ「Bike SA」、“軽さ”がもたらす継続性
オピニオン
コラム

この団体の持つ独自のプログラムには、学ぶことが多い。
特に、自転車を楽しむためのライドプログラムは、ほぼ毎日どこかで開催されており、ボランティアであるリーダーが独自のコースを設定して、集まった人々と一緒に走りコミュニケーションを図るもの。
このプログラムは、速さや傾斜の有り無しなど、初級から上級まで細かなレベル分けがされており、参加者は、自分の技量に応じたグループに無料で参加することができる。自分自身の技量が分からないときには、事前にリーダーに問い合わせをすることが可能。予約をする必要もなく、決められた集合場所に自転車を持っていけば参加できる。
このボランティアリーダーは、毎週持ち回りのために、個人の負担になることもない。
またBike SAは、他にも大きなコミュニティライドのイベントや、自転車を楽しむための様々な取り組みをしている。街全体が自転車を楽しもうというこの取り組み、運営サイドも参加者も、緩やかかつ軽快なつながりが、継続性を生み出している。
(さくら麻美=フォトジャーナリスト)
《さくら麻美》
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