データとクリエイティビティの融合を実現…Sound of Honda/Ayrton Sena 1989
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
同アワードは、デジタル作品の質的向上ならびに人材育成の促進を目的とし、過去1年間に発売または発表されたデジタルコンテンツの中から優秀な作品・サービスを選出するもの。19回目を迎える今回、AMD理事長賞を受賞したのは、ホンダと電通による「Sound of Honda/Ayrton Sena 1989」だ。
1989年のF1日本GP予選で記録されたアイルトン・セナの走行データを基に、エンジン音や走行軌跡を3DCG化したこのコンテンツは、ホンダが展開する「dots(ドッツ)」プロジェクトの一環として、テレマティクスナビゲーション「インターナビ」のWebページにて昨年公開された。
車載センサーからリアルタイムでエンジンの回転数やアクセルの状態を記録・解析する「テレメトリーシステム」は、走行データをドライブや災害時に活用する「インターナビ」の原点とも言える。東日本大震災の際には被災地の浸水情報を提供、先月には豪雪に見舞われた甲信地方の通行実績情報を公開したことも記憶に新しい。
都内で開かれた授賞式では審査員の月刊「ブレーン」編集部デスク・篠崎日向子氏が、「日本企業が培ってきた技術をあらためて確認することができる。また、これまでなかなか相容れない存在だったデータとクリエイティビティを、人々の心を動かすエモーショナルなコンテンツに仕上げている。それを実現させたアイディアや技術に敬意を評したい」と、受賞理由を述べた。
また、登壇したホンダ インターナビ事業室の三河昭広氏は「何とか実現しなければという思いで臨んだプロジェクトだった。災害時の交通状況など、社会に役立つ情報を提供すると共に、人々に感動を与えるようなデータをエンターテイメントの面でも役立てたい」と語った。
全受賞作品は以下の通り。
<デジタル・コンテツ・オブ・ジ・イヤー '13/第19回 AMDアワード>
総務大臣賞
・「進撃の巨人」プロジェクト
年間コンテンツ賞
・Windows8.1
・艦隊これくしょん ~艦これ~
・きゃりーぱみゅぱみゅ
・CocoPPa
・孤独のグルメSeason3
・ニコニコ超会議
・信長の野望 創造
・Sound of Honda/Ayrton Sena 1989
・「進撃の巨人」プロジェクト
特別功績賞
・浜野保樹
江並直美賞
・スプツニ子!
リージョナル賞
・高齢者によるインターネットテレビ局の運営(松代テレビ局)
《吉田 瑶子》レスポンス
《編集部》
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