【澤田裕のさいくるくるりん】お花見は自転車に限る! | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【澤田裕のさいくるくるりん】お花見は自転車に限る!

オピニオン コラム
最速となった高知市に続き、全国各地で桜の開花が発表されています。初夏を思わせる陽気に誘われ、花見を思い立った人も多いのでは。よく知られた桜の名所のなかには、川沿いに続く桜並木もあります。権現堂桜堤(埼玉県幸手市)や目黒川(東京都目黒区)、山崎川四季の
最速となった高知市に続き、全国各地で桜の開花が発表されています。初夏を思わせる陽気に誘われ、花見を思い立った人も多いのでは。よく知られた桜の名所のなかには、川沿いに続く桜並木もあります。権現堂桜堤(埼玉県幸手市)や目黒川(東京都目黒区)、山崎川四季の 全 1 枚 拡大写真
最速となった高知市に続き、全国各地で桜の開花が発表されています。初夏を思わせる陽気に誘われ、花見を思い立った人も多いのでは。よく知られた桜の名所のなかには、川沿いに続く桜並木もあります。権現堂桜堤(埼玉県幸手市)や目黒川(東京都目黒区)、山崎川四季の道(愛知県名古屋市)、夙川さくら道(兵庫県西宮市)などです。

ところで、どうして川沿いに桜が植えられたのでしょうか? 一説には見物客を歩かせ、堤防の地盤を固めようとしたとされていますが、治水技術が発達した近年は、観光の目玉作りという側面が強いのではと思われます。

ただし一つところにまとまっている桜と比べ桜並木の花見では、どうしても移動に時間を取られてしまうのが玉にきず。そこで自転車の出番です。先に掲げた場所のうち、権現堂桜堤は堤防上の道が人で埋め尽くされてしまいますが、ほかは遊歩道や自動車も通る一般道となっているため、一部区間を除いて桜を愛でながらのサイクリングが楽しめます。

なかでも私の一押しが、首都近郊に残された数少ない自然景観である見沼(埼玉県さいたま市、川口市ほか)の、その東西両端を流れる用水(見沼代用水)をたどるサイクリングです。自転車・歩行者専用道もある東側には8km、西側には10km以上にわたって延々と桜並木が続いています。

黙々と歩き続けて2時間はかかる道のりも、自転車ならゆっくり走っても1時間ほど。しかもこれだけの規模だと花見客もあちこちに散らばり、迷惑をかけることなくスムーズに走ることができます。特に西側は一部が未舗装となっているため、気になる自動車の通行もほとんどありません。

現地はJR武蔵野線・東浦和駅が最寄りで(0.5km)、JR京浜東北線・南浦和駅や埼玉高速鉄道・東川口駅からも5kmほどとアクセスに優れています。そのほか沿道の川口自然公園や大崎公園、見沼自然公園、見沼氷川公園には無料の駐車場があり、走行中のトイレ利用にも便利です。飲食については自販機程度ですから、弁当を持参するといいでしょう。ただし、いくらお花見といってもアルコールは厳禁ですよ。

予報では次の週末も、満開の桜が楽しめそうです。何をしようかと思案中のみなさん、もうお花見サイクリングに決まりですね。

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