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世界最大の自転車メーカー会長が80歳で台湾一周930kmに挑戦へ

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2010年、キングはオランダで500kmを走破し、この国の名高いサイクリング熱やインフラを体験
2010年、キングはオランダで500kmを走破し、この国の名高いサイクリング熱やインフラを体験 全 4 枚 拡大写真
世界最大の自転車メーカー、ジャイアントの創業者で、現会長である劉金標が80歳を迎える2014年、台湾一周930kmを12日間で走るタフなサイクリングに挑戦する。

ニックネームはキング・リュー。自らの80歳を祝う最高の方法としてキング自身が発案し、決定した。サイクリングは5月1日に台北を出発し、反時計回りで台湾島を一周。同12日に台北へ帰還予定。

73歳で初めて台湾一周を果たした前回の2007年は927kmを15日間で走ったので、
今回は80歳にしてタフさを増したチャレンジとなる。また、今回は10名のジャーナリストと自転車業界の友人多数、数名のジャイアントスタッフを加えた総勢42名が12日間のツアー全行程をともに走る他、多数のスポット参加を見込んでいる。

2日目の5月2日正午には台中市のジャイアントグローバル本社に立ち寄り、そこから大勢の本社スタッフがサイクリングに加わる予定。

同氏はグローバルグループの会長として、ブランドの成長というビジネスに人生の多くを費やしてきたが、73歳での大きな挑戦を契機にサイクリングライフへ自身を捧げることに転じた。以降は、台湾のみならず世界中でチャレンジングなライドを行い、フェスティバルやイベントに参加して、サイクリングの素晴らしさを広めることに多くの時間を割いてきた。

また中国や日本、ヨーロッパでサイクリングを行うことで、「先進的なサイクリングインフラこそ、健康を促進し、公害を減少させ、生活の質を向上できる手段」ということをアピールしている。

《編集部》

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