【ツール・ド・ロマンディ】難関山岳ステージはスピラックが優勝。フルームが1秒差の総合2位
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
第3ステージはカテゴリー1級の峠を4つ越える今大会もっとも厳しい1日となった。序盤は山岳ポイントをねらいにヨーロッパカーの2人の選手が逃げた。フランスのシリル・ゴチエとイタリアのダビデ・マラカルネだ。1つ目の山頂はゴチエ、2つ目はマラカルネが1位で通過した。
2人は最大で4分弱のタイム差を後続につけていたが吸収され、3つ目の山岳ポイントは山岳賞リーダージャージを着る地元スイスのヨハン・チョップ(イアムサイクリング)が獲得した。
4つ目の峠を前にメイン集団も有力候補を残して35人ほどになった。最後の上りでまず動いたのはイタリアのビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)だ。だが間もなく後続に吸収され、次に総合成績で連覇をねらうクリストファー・フルーム(スカイ)がアタックを仕掛けた。そこに唯一追いついたのがスピラックだ。
フルームとスピラックは濃い霧に包まれた最後の峠を越え、ゴールまで3kmを残して後続に1分の差をつけた。そのまま2人でのスプリント勝負となり、スピラックが厳しいステージを制した。
スピラックは同時に総合1位に浮上してリーダージャージを手に入れた。総合2位になったフルームとの総合タイム差はわずか1秒だ。
大会は5月4日、第5ステージまで行われる。
《五味渕秀行》
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