ビーニファンティーニのエドワードがカルパチアクーリエで区間勝利
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同大会は4月29日に開幕したU23カテゴリー、東欧4カ国を回る6日間のステージレース。
気温10度を下回る厳しいコンディションで開催された距離143kmの第5ステージ。当初5選手でエントリーしたチームだが、第5ステージで体調不良によりダニエル・パウルス(オーストリア)が出走できず。そしてキム・マニウッソン(スウェーデン)も途中棄権したため、エースで総合2位につけるグロス・エドワードと黒枝士揮、小石祐馬の3選手のみで戦うという状況に。
この日、決定的な逃げはできず、アタックがかかってはリーダーチームがつぶすという展開でレースは進んだ。終盤になってラスト15kmまで続いた逃げに小石が入る。集団がこれを吸収してからは、次々にかかるアタックに黒枝が反応。わずか3人ながらチーム一丸となって、念願のステージ優勝をつかんだ。
ポイント賞トップ、総合順位もトップとの差を14秒まで縮めて、4日の最終日に148kmの第6ステージに挑む。
「チームがよく働いてくれて、そこから勝利できたことをうれしく思っている。連日、ステージ優勝まであとわずかという結果だった。今日の勝利はこれまでのステージの集大成だと思う。今日のステージ優勝を機にまた明日も頑張りたいと思う」とグロス。
黒枝は「グロスの勝利はとてもうれしかった。今日のステージでチームメイトが2人レースをやめてしまったけど、明日の最終日もチームが勝てるように3人で力を合わせて頑張りたい」と語った。
「チームメイトがわずか3人という状態だったので、チームオーダーは常にグロスの近くにいることだった。しかし、最後の局面でグロスに“逃げていいよ”と言われて逃げに乗った。逃げに乗れたこと、また結果的にそれがグロスのステージ優勝につながってよかったと思う」と小石。
チームにとって、この日の勝利がサーキット・デ・アルデンヌでのステージ2勝に次ぐ、シーズン3勝目となった。アンダー23の若い選手だけでつかんだ勝利は大変価値のあるもの。4日の最終ステージは148km、中盤から終盤にかけて6つのカテゴリー山岳が控えており、最後まで厳しいレースになりそうだ。
《編集部》
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