東欧4カ国のステージレースでビーニファンティーニのグロスが2勝
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
第5ステージに引き続き、グロス、黒枝士揮、小石祐馬の3選手でスタートした148kmのレース。晴天に恵まれたものの気温は10度以下、冷たい風が吹き付けるなかでの戦いとなった。
前半の平坦区間では横風が吹き、十数人の先頭グループが形成されるものの、6つの連続したカテゴリー山岳を越えていくなかで、最終的に先頭グループは崩壊。この日も集団スプリントの展開となり、グロスが圧倒的な力をもって先頭でフィニッシュラインを越えた。
グロスはこれによりボーナスタイムを10秒獲得したが、総合成績での逆転には4秒ほど及ばず、総合2位でレースを終した。しかし、タイムトライアルステージで6位、それ以外のステージではすべて表彰台に乗るという驚異的な強さをアピールすることになった。
「価値のある勝利だった。今日のステージはとても厳しいものだったけど、勝てたことをとてもうれしく思っている。2人の日本人チームメイトに感謝したいと思う」とグロス。
「ゴールでは後続のメイン集団から先行し、タイム差を奪ったようにも思えたけど、ルール上集団ゴールとなってしまい、総合順位の逆転ができなかったことは残念だけど、この結果とともに家に帰れることは本当にうれしい。自分たちは今大会の最初から最後までレースの主導権を握れたと思う」
《編集部》
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