【インタビュー】「ハマらなければ楽しめない」堀江貴文さん
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◆自転車との関係
---:まず、堀江さんと自転車の関わりについて聞きたいと思います。中学時代から始まった自転車通学に関して、堀江さんにとってはネガティブなものだったようですが、最近のトライアスロンへの取り組みなどをみると、自転車に対する興味はプラスに転じているようにみえますが。
堀江氏(以下敬称略):プラスには転じていないです(笑)。私の本(『ゼロ』)にも書きましたけど、与えられた環境や、そうせざるを得ない状況の中で、“その状況を楽しむ方向にどのようにして持っていくか?”と考えたんです。自転車をポジティブに楽しむためには、マイナスからプラスに転じる発想が必要だったわけです。
---:2013年のサイクルモードでの講演実施など、最近の活動をみると、自転車にハマっているようですね。
堀江:ハマらなければ楽しめないじゃないですか。決して、ポジティブな理由から始まってハマっていた訳ではないのです、そこだけは都合良く考えないで欲しいですね。
---:『ゼロ』では、夢中になることの大切さを説いていました。働くことを含めて、自転車もその具体例の一つだったわけですね。
堀江:こと自転車に関しては、そうせざるを得ない状況でしたからね。
◆交通流に関して
---:自転車に関わりが深い堀江さんですが、自転車を含めた東京都内における移動手段に関してお聞きしたいと思います。たとえば朝の通勤時間においては車や電車の混雑は一向に改善しません。
堀江:電車に関して言うと、そもそも満員電車にならないためには、職住近接にすればそういう問題は出てこないと思います。
東京の交通流については、諸外国、特に東南アジアなどの状況から比べれば全然大したことはないと感じています。以前は、東京の繁華街においては地下鉄工事による渋滞もありましたが、地下鉄もほぼ完成したのでそれもなくなりましたよね。ETCを使ったロードプライシングをすれば、もっと渋滞はなくなると思いますよ。
---:自転車道の整備については。
堀江:それは整備した方がいいと思います。東京都知事選の時に、候補者達に自転車活用政策を求めた著名キャンペーンがありましたが、私も賛同して参加していました。
---:舛添都知事からは、「東京オリンピック・パラリンピックの開催も見すえ、もっと便利で、もっと安全で、もっとクリーンで、もっと魅力の高い都市に東京をしていくために、自転車を活用していきます」との解答も得られているので、期待感は高いですね。
《文責:椿山和雄 まとめ/構成:土屋篤司》
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