【話題】分速360mの超高速エレベーターをインドに
新着
技術

今回、日立と共同で受注した現地会社は、Hitachi Elevator Asia(日立エレベーター・アジア社)およびHitachi Lift India(日立リフト・インディア社)の2社。日立エレベータ・アジア社は、日立の東南アジア・インド・中東地域における昇降機事業の統括会社だ。
高層住宅プロジェクトNathani Heightsは、インド西海岸に位置する主要都市ムンバイの中心地域に、2016年の完成に向け建設が進められており、地上73階建てはムンバイにおける最高層住宅のひとつで、住居スペースのほか、商業施設、スポーツジム、プール、ミニシアターなども完備した高級住宅になる。
今回、日立が受注したエレベーターは、インド最高速となる分速360mのエレベーター4台を含む14台。分速360mの超高速エレベーターには、地震などによる揺れを検知し最寄り階に迅速に避難させる「地震時管制運転装置」や、乗り場で行き先階をあらかじめ登録することにより、行先き階ごとに乗客を振り分け、混雑緩和と輸送効率向上を図る「行先階予約システム」を採用している。
このほかにも、分速240mとインドで最も速い(2014年5月日立調べ)展望用エレベーター1台を含む7台の高速エレベーターも納入する予定。
日立は、2008年1月に日立リフト・インディア社を設立し、インドにおける昇降機事業を開始した。中国やシンガポール、タイに位置する日立の昇降機製造拠点などを活用しながら、これまで高級住宅、ホテル、オフィス向けに高速エレベーターを含む多くの案件を受注している。最近では、ニューデリー、ムンバイ、バンガロール、チェンナイ、プネなど主要都市すべてで事業を展開しており、今後他の都市へも拡大する計画という。
分速360m、超高速エレベーターをインドに 日立
《山内 博@レスポンス》
≫貴重な水着ショットも披露!「もはや高校生には見えない」大人っぽい池江璃花子、沖縄・石垣島の海を満喫
≫ケンブリッジ飛鳥と滝沢カレンが似てる?リオ五輪時から密かに話題だった
≫レアル所属・中井卓大ってどんな選手?…「リアルキャプテン翼」と呼ばれた少年時代