【自転車のある風景】自転車が人と人を繋いだヴェロシティ アデレード
オピニオン
コラム

南オーストラリア州では、どの自転車も二輪扱いのため、基本的には歩道をサイクリングすることはできません(ただし一部、歩行者と自転車が共有できるトラックが有り)。これはロードバイクに限らず、いずれの自転車も同じ条件です。
自動車と自転車がいかに安全に道路を共有するかということが、今のアデレードの環境づくりのもっとも大きなテーマとなっています。そんな南オーストラリア州で開催されていた国際自転車会議Velo-city2014が閉幕しました。
◆ヴェロシティ開催中の街は自転車ムード一色に
この会議に合わせて、自転車のお祭りも行われました。市内がまさに自転車ムードに飾られた2週間。会議では、各国の様々な問題や提案が議論され、並行して、街ではワークショップやバイクツアーが行われました。
参加者が今のアデレードの自転車環境を目で見て体感できるプログラムとなっていました。この開催中、無料の自転車も活躍。自転車で街を散策する姿も多くあり、アデレードの街を満喫されている姿がありました。
◆次なる国へとバトンタッチ
道と道が繋がって優しい自転車の街が出来上がる、そして自転車が人と人を繋げてコミュニティーが形作られる。会議は多くの学びを発信しました。このVelo-cityは、2015年フランスへとバトンが渡されました。そして2016年には台湾へ。自転車がきっかけとなる街づくり、更なる優しい環境づくりの会議へとシフトされていくことでしょう。
《豪州フォトグラファー さくら麻美》
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