【ルマン24時間 2014】トヨタ、悲願の初優勝へ向け準備万端
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
トヨタ・レーシングは、過去2回のル・マン参戦でめざましい進化を遂げ、昨年は2位表彰台という結果を得ている。2014年シーズン用に新たに投入された、1000馬力を誇る『TS040ハイブリッド』は、今季のWECシリーズ序盤戦で2連勝しており、ル・マンに対する期待はさらに高まっている。
トヨタ・レーシングが今季のル・マンに持ち込む2台のTS040ハイブリッドは、最先端ハイブリッド技術の集大成であり、2013年仕様に対してさらなるパワーを得ながらも、25%の燃費向上を果たしている。
スーパーキャパシタに蓄積された電力により、前後の駆動軸に加えられるモーターアシストは合計480馬力に及び、新開発の3.7リッター自然吸気ガソリンエンジンが後輪に伝える520馬力とあわせて、システム全体では最大1000馬力ものパワーを発揮する。
昨年のル・マン24時間レースで4位フィニッシュとなった#7はアレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、中嶋一貴の3名、昨年2位表彰台を獲得した#8はアンソニー・デビッドソン、ニコラス・ラピエール、セバスチャン・ブエミの3名がステアリングを握る。
6名のドライバーは全員、公道と常設サーキットの一部を組み合わせた1周13.629kmのサルト・サーキットを熟知しており、先週日曜日の公式テストデーでも順調に走行をこなした。
トヨタ・レーシングにとっては3回目のル・マン挑戦となるが、トヨタとしては16回目の挑戦となる。その挑戦は1985年に始まり、40台ものレーシングカーで激戦を重ねて来た。最高位は1992年、1994年、1999年と2013年の2位表彰台だ。
トヨタレーシングの木下美明代表は「我々の目標はただ一つ、勝つ事。レースでは、ライバルのパフォーマンスや運、天候など、コントロール出来ない多くの要素があるが、我々は自分達が今までやって来たことを信じて、レースウィークも自分達のやるべき事を続けて行くだけだ」と抱負を述べている。
《纐纈敏也@DAYS@レスポンス》
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