【自転車のある風景】「知らなかった」は通用しない。豪州自転車乗りのルール
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コラム

ヴェロシティ14の開催があったせいか、最近は、自転車の情報をよく目にします。
街に置かれたフリーマップには、自転車のトレイルも書かれており、観光客でも容易に自転車で街を散策ができるようになっています。サイクリングに際しては、オーストラリアならではのルールもあり、フリーマップには、それらの情報も加えられるようになりました。
サイクリング交通ルールは現在のところ以下のようになっています。
●ヘルメットの義務:南オーストラリアでは、サイクリング中のヘルメットの着用が義務付けられています。
●すべての道路の標識と信号に準じます。
●歩行者と共有の道路を走る際には、歩行者にベルを鳴らして警告を促します。
●歩行者ではなく、自転車は二輪であるということ:歩行者道路での12歳以上のサイクリングは禁止されています。またランドルモール(中心部にあるショッピングストリート)と植物園内も同様に禁止です。
●盗難から守るために:自転車から離れる際には、自転車ラックなどを利用し鍵をかけましょう。
●バスとトラムには、自転車を載せることができません。
●サイクリング中の携帯電話の使用は禁止されています。
ルール違反をした際の罰金などは、(車の例をあげると)かなり高く、また違反と同時期に事故が起きた場合は、責任なども強く問われてしまうので、ルールは守るためのものという認識が高くなっています。
サイクリングをするということは、すでにこれらのルールを理解しているものとみなされるのが一般的、「知らなかった」が通用しないのが、お国柄なのかもしれません。
《豪州フォトグラファー さくら麻美》
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